この記事の内容
足は私たちの体を支える土台であり、歩く、走る、跳ぶといった日常動作を支える大切な部分です。しかし、足の骨格が崩れると疲れや痛み、さらには変形的な悩みにつながることも。
この記事では、足の構造や役割、足のトラブルの原因、そして改善方法としてオススメの靴を紹介していきます。
足の基礎知識とオススメの靴の紹介
健康・快適・信頼のシューズ【アサヒシューズ】足の役割とは?
足の骨格とは、足にある骨、関節、靱帯などを総称して呼ぶ言葉です。足の骨は片足28個の骨で構成されています。両足で56個、全身の骨が206個なので、実に全身の骨の25%くらいの骨は足にあるのです。
この骨の塊は、連動して動くことで足の役割を担っています。足の役割は大きく以下の役割があり、それぞれ異なる性質が足骨格に求められます。
- 衝撃吸収(クッション機能)
床に足をつけたときの衝撃や体重を受け止めるために、足の骨格には柔軟性が求められます。 - 推進力の発揮
歩行やランニング、ジャンプなどで床をしっかり蹴り出すために、足の骨格には剛性が求められます。
足の骨格の崩れと足の悩みの関係
足の疲れや痛みの原因は、足の骨格の「緩み」にあることが多いです。足の疲れ、痛みがある方の多くは、足骨格に緩みが出てしまうことで硬い足が作れなくなってしまっています。
「土踏まずにある骨は、めがね橋のようですね。」と言われたことがあります。
確かに、骨が石のブロックに見えないこともないです。
めがね橋の石が土踏まずをつくっている骨としましょう。石と石の間に隙間がないしっかりしためがね橋の場合、骨だけで安定できるので10tトラックで渡らない限りは崩れることはないと思います。
しかし、石と石の間に隙間があるとどうでしょうか?人が渡ってもぐらついてしまうかもしれません。私たちの足も同じように、骨と骨の間に不安定さがあると、体重を受け止めきれずにつぶれてしまいます。しかし、人間は良く出来ていて、ゴムバンドのような腱と骨が落ちないように吊り上げてくれている筋肉によって土踏まずがつぶれないようにしてくれます。
このように私たちの体は優れた骨格補正機能を持っていますが、腱や筋肉に頼りすぎると負担がかかり、結果として腱は伸びやすく、筋肉は疲れやすくなります。また、足の骨格の緩みを放置すると、さらに土踏まずが低下していくリスクもあります。
足の骨格を整え、足の悩みを解消する方法
痛み疲れ、変形を改善するための主な方法には、大きく下記の3つがあります。
- 足の運動
重要ですが、継続が難しい場合が多いです。 - 補正グッズの活用
靴やインソール、サポーターは足の骨格を本来あるべき形に整えてくれます。 - 手術
お悩みが重度の場合は手術を検討する必要もあります。
今回は、足の骨格補正機能が高い良い靴の選び方の紹介をしていきます。
下記に靴の機能を引き出す履き方についてまとめていますので、併せてお読みください。
良い靴の選び方
健康・快適・信頼のシューズ【アサヒシューズ】- かかとをつまんたときに、硬くてしっかりしているもの
- かかとの骨は、土踏まずの橋脚部分です。かかとには体重がかかりやすいので、歪んでしまうことで扁平足などの足のトラブルに繋がるような歪みに繋がることがあります。
- 靴のかかと部分の硬さがあると、そのかかとの骨の歪みを防ぎます。
- 足の健康のためにもすごき大事なポイントですが、足の不安定さを防いでくれるので、立ち歩きが楽になります。
- ねじってもねじれにくいもの
- 足の骨には骨が密集しており、土踏まず部分を例にすると、眼鏡橋のように骨が密接に連なって安定しています。
- ねじれやすい靴を履くと足の骨が歩くたびにあらぬ方向にねじれやすいので、足の骨の間に隙間がでて緩くなってしまいます。緩くなると、扁平足などの変形に繋がります。
- 靴のねじれにくさがある靴は、歩いているときの足裏の体重の流れをスムーズにさせるのでふらつきのない安定した歩きも促してくれます。
- つま先を曲げると、つま先のみ曲がるもの
- 靴のつま先の曲がりは、歩いているときのスムーズな蹴り出しに繋がります。
- 靴のつま先が硬く、曲がりにくいとつまづきにやすくなります。
- 靴のつま先以外のところからも曲がる靴は、歩きの推進力を低下させるばかりか、土踏まずの骨の過剰な動きを強要してしまうので、扁平足などの変形や、土踏まずの疲れ・痛みに繋がることもあります。
- 自分の足に合った靴サイズを選ぶ
- せっかく足に良い靴を選んだのに、靴のサイズが合っていないことで十分に靴の機能性を活かせていない人も多いです。例えば、足のサイズよりも大きすぎる靴を履いていると、足と靴の間に隙間ができて靴による骨格補正の恩恵を受けられなくなります。
- 靴の機能性を100%活かすためには、「サイズ選び」と「履き方」が非常に大事です。履き方については、別の記事にまとめます。
- サイズ選びのポイントは、「足の長さに合っているか」「足の幅に合っているか」です。
- 足の長さに合っているか
- 靴を履いて、かかとを地面にトンと軽く打ち付けてかかとを合わせた時に、つま先側に自分の手の人差し指1つ分くらいのゆとりがあることが理想です。
- ゆとりがありすぎると、靴の中で足が動いて、靴の先端に親指が当たって外反母趾の方向に負担がかかったり、足の前滑りを防ぐために足の指を無意識に握るようなクセがついて、足の指が曲がるように変形することもあります。そして、疲れやすくなります。
- 反対にゆとりがないと、足の指が靴の先端に当たるので、爪の変形や変色、足指の変形に繋がることもあります。
- 足の幅に合っているか
- よく、「外反母趾のところが当たるから大き目の靴を履いている」という方がいます。そのような方の経過を追うと、外反母趾変形が進んで履くことができる靴がもっと少なくなっていることがあります。
- 靴の幅は広ければよいということでなく、痛みなどの不快がなくフィットしているかが重要です。足の幅に対して靴の幅が広い靴を履いているということは、「つま先の骨の幅を広げるゆとりを作っている」ということになり、つま先の骨の幅が広がると親指を動かす筋肉の走行が変わるので外反母趾にもなります。
- 靴には靴の幅「ワイズ」の表記があります、自分に足に適したワイズを知っておくことが大事です。
靴屋さんで自分の足のサイズを計ってもらいましょう。
靴屋さんにいって、店員さんにお願いすると足のサイズを計ってくれます。
自分の足に合う靴のサイズとワイズも教えてくれます。
※
バイトのスタッフだと、返品を防ぐために大き目の靴を紹介してくることもあります。ベテランそうな正社員スタッフに声をかけましょう。
足の骨格を正しく補正してくれる靴の紹介
健康・快適・信頼のシューズ【アサヒシューズ】このブログでは、あなたの足を健康に守るためのシューズをピックアップしていきます。それぞれのメリット・デメリットをあげているので、あなたの靴選びの参考にしてくださいね!
靴は随時あげていきます!
まとめ:足の健康を守るために知っておきたいこと
足の重要な役割を理解する
足は全身の骨の25%を占める複雑な構造を持ち、衝撃吸収や推進力の発揮といった重要な役割を担っています。
足の骨格の不安定さが問題
足の骨格の「緩み」は疲れや痛みの原因となり、さらに土踏まずが低下するなどの悪循環が考えられます。腱や筋肉への負担を軽減するためのケアが必要です。
足の悩みを解消するための3つの方法
- 足の運動やエクササイズで筋力を強化する。
- シューズ、インソール、サポーターを活用し、足の骨格を補正する。
- 必要に応じて手術を検討する。
足の骨格を整える簡単な方法
足を正しい骨格に補整してくれる靴を利用することは、足の健康を守るために簡単に始められる効果的な方法です。足は私たちの日々の生活を支える土台です。
正しい靴の選び方で大切な足の健康を守り、より快適で安心な生活を手に入れましょう!
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